無料名刺管理アプリおすすめ20選!有料版との比較や選び方を解説!【2025年最新】

交換した大量の名刺、デスクの引き出しや名刺ファイルに眠ったままになっていませんか?その一枚一枚は、本来ビジネスを加速させるはずの貴重な**「資産」です。しかし、個人の手元で管理されているだけでは人脈は属人化し、異動や退職と共に失われ、大きな機会損失に繋がってしまいます。
こうした課題を解決するのが、名刺を撮影するだけで簡単にデータ化し、組織全体で共有・活用できる「名刺管理アプリ」です。この記事では、数ある名刺管理アプリの中からおすすめ20選を徹底比較。無料と有料版の違いから、自社に最適なツールを選ぶための具体的なポイント、導入方法、そして成果を最大化する活用術まで、網羅的にご紹介します。
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【この記事の目次】
名刺管理アプリとは

「名刺管理」について改めて説明すると、ビジネスシーンで受け取った名刺を整理し、管理するプロセスのことを指します。特に営業担当者は毎日多くのビジネスパーソンと接触し名刺交換を行うため、気づくと大量の名刺が手元に溜まってしまいます。
そうなると、何処に名刺を保管しているのか、いつ・どこで交換した名刺なのか曖昧になり、会社の重要な資産とも言える名刺の効力が十分に発揮できなくなるでしょう。そういった場面で管理作業を簡略化してくれるのが、名刺をデジタル管理できる名刺管理アプリです。
しかし、近年では様々な種類の名刺管理アプリが、無料/有料を問わずリリースされており、ユーザーからすれば、どれを選べば良いのか判断が難しいのではないでしょうか。
そこで、以降の章では名刺管理アプリの種類とそれぞれのオススメのツールをご紹介していきます。
無料・無料トライアルありの名刺管理アプリの比較一覧

名刺管理アプリは、まず無料で試したいもの。ここでは、完全無料のアプリと、有料版を試せるトライアル付きのサービスだけを一覧表で比較します。料金や特徴をひと目で比べ、自社にぴったりのツール選びにお役立てください。
個人向け無料名刺管理アプリケーション
無料で手に入る名刺管理アプリケーションもいくつかあります。特にスマートフォンのアプリストアで検索すれば、多くの無料名刺管理アプリケーションを見つけることができるでしょう。大抵がスマートフォンのカメラで名刺を撮影すれば、すぐに名簿化されるというものです。スマートフォン同士で名刺データの交換ができる機能を搭載しているものもあります。コストがかからず、気楽に使えることは強みといえるでしょう。
ただしあくまで個人向けの色合いが強く、企業で導入して情報を共有する前提には作られていないものが多いようです。つまり社員みんなで名刺情報を蓄積していくといった使い方に適していません。もし企業でこれを導入しようとした場合は名刺情報がすべて個人管理となり、社員が退職してもずっとその人の情報資産でありつづける…つまり情報漏洩の元になる危険性もあります。そうしたデメリットも踏まえたうえで使える人、例えばフリーランスで仕事をしている人などには向いているアプリケーションかもしれません。
メリット:無料、スマートフォンで簡単に使える
デメリット:情報共有性が低く、情報流出の危険性
ここからは、オススメの個人向け無料名刺管理アプリケーションと、それぞれの特徴を紹介していきます。アプリ選びの参考にしていただければ幸いです。
myBridge
製品名 | myBridge | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | OCRスキャナー/名刺共有/名刺管理 |
『myBridge』は、LINE株式会社が提供している個人向け無料名刺管理アプリケーションです。このアプリは、iOS/Androidの両方で利用可能で、個人レベルの名刺管理であれば基本機能を完全無料で活用できます。
名刺は文字認識技術と手作業を組み合わせてデジタル化され、社内の名刺情報は一元管理される共有名刺帳に保存されます。さらに、LINEとの連携がスムーズでLINE上で名刺データの共有ができます。また、他の名刺管理サービスを使用していた場合でも、データの移行が簡単に行えます。
出典:「myBridge – サクッと名刺管理」
CAMCARD
製品名 | CAMCARD | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | OCRスキャナー/名刺共有/名刺管理 |
『CAMCARD』はアメリカのIntsigInformationCorporationが提供している個人向け無料名刺管理アプリケーションです。このアプリはiOS/Androidの両方で利用可能で、名刺の読み取り・管理・共有といったことが全て無料で行えます。
ほかにも名刺に追加情報や相手とのやりとりの履歴も残せるので、メモの代わりにも活用できます。スマホやパソコンなど端末を選ばずに利用できるので、外出先での確認にも便利です。また、事前に自分の名刺情報を登録しておくことで会議、展示会、商談といった場面で、電子名刺交換ができるようになります。
出典:「CAMCARD」
Microsoft Office Lens|PDF Scanner
製品名 | Microsoft Office Lens|PDF Scanner | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | スキャナー/データ管理 |
『Microsoft Office Lens|PDF Scanner』はMicrosoftが提供しているサービスです。このアプリはiOS/Androidの両方で利用可能で、名刺管理というより、名前の通り紙媒体の情報をPDFや画像データに変換できるスキャナーアプリです。
OCR機能はない為、テキストデータへの変換は手動で行わなければ行けない点に注意が必要ですが、「クラウド上に名刺情報を保存したくない」「スマホやPCで名刺情報が手軽に確認できればいい」という方には個人端末内でデータ保存と管理が行えるためオススメできます。
出典:「Windows Office Lens – Microsoft」
Evernote Scannable
製品名 | Evernote Scannable | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | スキャナー/データ管理 |
『Evernote Scannable』はアメリカのEvernote Corporationが提供しているサービスです。このアプリはこのアプリはiOSのみで利用可能で、Microsoft Office Lens同様スキャナーアプリです。
基本的な機能は、Microsoft Office Lensと変わりませんが特筆すべき点は、同社が提供するメモ帳アプリEvernoteと連携できる点で、名刺にメモを追記したりと言った使い方が可能です。そのため、Evernoteを頻繁に利用する方にはオススメできるアプリです。
出典:「Evernote Scannable」
名刺認識
製品名 | 名刺認識 | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | OCRスキャナー/名刺管理/名刺共有(QRコード) |
『名刺認識』はアメリカのABBYYが提供しているサービスです。名刺をカメラでスキャンし、デジタルデータ化することができます。データ化された名刺は検索機能を備えており、保存に場所を取らず、共有や送信も容易です。ただし、無料プランでは保存制限があります。
また、スキャンした名刺を手入力せずに保存でき、ミスを修正することも可能です。電話番号やSNSリンクからコンタクトを素早く取ることができ、二次元コードやメールでの共有もサポートされています。名刺の交換も効率的で、ExcelにエクスポートしてPCで管理することもできます。
出典:「iPhone用名刺スキャナーと連絡先管理ツール | ABBYYの名刺リーダーアプリ」
法人向け無料名刺管理アプリケーション
企業や団体等で導入することを前提として開発された無料名刺管理アプリケーションもあります。人気の製品はやはりスマートフォンで名刺をデータ化するだけでなく、同じアプリケーションを使っている人同士をSNS感覚でゆるくつなげてコミュニケーションをとれる画期的な機能も搭載しています。異動・昇進情報もこのアプリケーションを通じて通知され、データベースを常に最新に近い状態に保つことができます。このように充実した管理機能が無料で手に入るというのは、大きなメリットと言えるでしょう。
一方で、やはりどこまでいっても社員個人個人が独自に管理するアプリケーションであるとも言えるでしょう。前述のように個人管理には危険な面もありますし、名刺の情報を社の集合知として蓄積するための機能は若干弱いようです。こちらもフリーランスで仕事をしている人にとっては、特にコミュニケーション機能などが有効に活用でき、使い勝手のよいアプリケーションかもしれません。
メリット:無料であること/相互コミュニケーションなど付加機能が多彩
デメリット:個人管理となり、共有性が高くない/情報流出の危険性
以下では、オススメの法人向け無料名刺管理アプリケーションをご紹介いたします。
Wantedly People
製品名 | Wantedly People | 無料トライアルの有無 | – |
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 主な機能 | OCRスキャナー/名刺共有/名刺管理/プロフィール検索 |
『Wantedly People』は、ウォンテッドリー株式会社が提供している個人向け無料名刺管理アプリケーションです。最大の特長は、名刺管理の基本機能に加え、各人が登録する名刺情報をキーとしたソーシャルネットワーク形成がされていることです。
名刺交換した相手が異動・転勤などによりプロフィールを更新した場合、アプリ上のデータも自動的に更新され、常に最新情報を取得できます。また、10枚の名刺を無造作に並べてまとめてカメラで撮影するだけで、すべての名刺情報を同時に読み取りできるため、煩雑な名刺読込作業も容易となります。
出典:「Wantedly People | 名刺管理が驚くほど簡単な無料アプリ、ウォンテッドリーピープル」
Eight
製品名 | Eight | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | OCRスキャナー/名刺共有/名刺管理/プフィール検索 |
『Eight』はSansan株式会社が提供している個人向け無料名刺管理アプリケーションです。このアプリでは、名刺データの電子化に関する枚数制限や保存容量に制約がなく、完全に無料で利用できます。
さらに、ビジネスSNSとしての利用もできるため、名刺のオンライン交換も可能で、単にURLやQRコードを送信するだけで名刺情報の登録が完了します。名刺情報の読み取りについても、AIとオペレーターの協力により、非常に高い読み取り精度を実現しています。
出典:「名刺アプリ「Eight」 – タッチで交換。スマートに管理。」
名刺ファイリングCLOUD
製品名 | 名刺ファイリングCLOUD | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 有料版:年額2,400円~ |
主な機能 | OCRスキャナー/名刺共有/名刺管理 |
『名刺ファイリングCLOUD』は株式会社NTTデータNJKが提供している個人向け無料名刺管理アプリケーションです。このアプリは、金融機関向けのシステムと同等のセキュリティ基準を満たしており、情報漏洩の心配はありません。そのため、大量の名刺データを安心して利用できます。
さらに、名刺情報を活用して地図検索や電話発信などをワンタッチで行うことができ、日々の業務をスムーズに進めるのに役立ちます。基本的な機能は無料で提供されていますが、100枚以上の名刺管理をしたい方には有料プランも用意されています。
出典:「名刺管理 サービス|名刺ファイリングCLOUD(旧名称 THE 名刺管理)|基本利用料0円 無料」
PiQy
製品名 | PiQy | 無料トライアルの有無 | – |
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価格 | 無料 | 主な機能 | 名刺共有/名刺管理/プロフィール検索 |
『PiQy』は株式会社ブローダが提供している無料の名刺コミュケーションアプリです。このアプリは、他の名刺管理アプリとは毛色が異なり、大量の名刺をスキャンして管理するという用途には向きません。
あくまでも名刺やプロフィールカードを起点としたSNSアプリです。
デザイン性の高い名刺を作成する機能がついており、ビジネス用にもプライベート用にも300種類以上のテンプレートの中から好みのデザインから名刺作成ができます。また、名刺交換した相手とチャットをしたり、SNS感覚で名刺管理できる点が特徴です。
出典:「デジタル名刺アプリPiQy-名刺作成・名刺交換・連絡先管理 カードで繋がるコミュニケーションアプリ」
【無料トライアルあり】有料名刺管理アプリケーション
有料の名刺管理アプリ導入で失敗したくないなら、まずは無料トライアルで使い勝手を試すのが鉄則です。ここでは、機能が充実した人気の有料アプリの中から、無料トライアル期間を設けているサービスだけを厳選してご紹介します。
Sansan
製品名 | Sansan | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 要問合せ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/メール配信/AI分析 |
『Sansan』はSansan株式会社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービスです。特にメガバンクや官公庁などでの導入実績があり、情報セキュリティの面でも高い信頼性がありま
国内最大級の企業情報データベースである、『帝国データバンク』と連携しているため、取り込んだ名刺データも常に正確かつ最新な状態を保つことができます。また、AIが自社の名刺情報データベースから興味を持ちそうな人物の名刺を自動的に選定してくれるため、迅速な社内連携が可能となり、スピード感のある営業活動を実現できます。
出典:「Sansan」
eセールスマネージャーRemix Cloud
製品名 | eセールスマネージャーRemix Cloud | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 月額1万1千円~ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/グループウェア機能 |
『eセールスマネージャーRemix Cloud 』はソフトブレーン株式会社が提供するクラウド型SFA/CRMです。基本的な名刺管理機能以外で、特筆すべきなのは人脈管理機能で、名刺情報の管理だけでなく、まだ名刺交換していない人も見える化できます。
名刺情報をキーとして、営業活動の可視化や組織力向上、顧客満足度向上など営業課題の解決に役立ちます。また高度なBI機能もあるため、自社の基幹システムと連携しデータ分析も可能です。
出典:「営業部のDXなら定着率95%のCRM/SFA、eセールスマネージャー | ソフトブレーン株式会社」
名刺de商売繁盛
製品名 | 名刺de商売繁盛 | 無料トライアルの有無 | ○ |
---|---|---|---|
価格 | 月額32,000円~ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/メール配信 |
『名刺de商売繁盛 』はヤマトシステム開発株式会社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービスです。通常の名刺管理機能を持ちつつ、特筆すべきなのは月額32,000円のユーザー数無制限という低料金で利用可能な点です。
利用者数に応じた従量課金の他サービスと比較して、ランニングコストを大幅に抑えられます。ただ、名刺をデジタル化するたびに40円の従量課金がある点には注意が必要です。正確な料金感を把握するためには、事前に自社の平均的な名刺獲得量を算出した方が良いでしょう。
CAMCARD BUSINESS
製品名 | CAMCARD BUSINESS | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 月額1,700円~ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/メール配信 |
『CAMCARD BUSINESS 』はアメリカのIntsigInformationCorporationが提供している無料名刺管理アプリ『CAMCARD』の法人版です。シンプルな機能とコストパフォーマンスが特徴です。また、メール配信機能など簡易SFA機能も備えており、商談情報やタスクを名刺に関連付けて管理することができます。
ユーザー数毎の従量課金になるため、社内で利用するユーザー数が数百名を超えるという場合は、他のサービスの方がコストパフォーマンスが高くなる可能性がある点には注意が必要です。
出典:「CAMCARD BUSINESS」
名刺ソナー
製品名 | 名刺ソナー | 無料トライアルの有無 | ○ |
---|---|---|---|
価格 | 要問合せ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/グループウェア機能/AI分析/名寄せ |
『名刺ソナー 』はユーソナー株式会社が提供している法人向けクラウド名刺管理サービスです。同社が提供する日本最級の法人データベース『LBC』と連携しており、スマートフォンで名刺を撮影して瞬時に正確なテキストデータに変換できます。
さらに、LBCは全国の法人企業を網羅しているので、売上、規模、エリア、業種等の属性毎の自社サービス浸透率を把握でき、AIによる需要測定で受注見込みの高い企業も測定できます。
出典:「名刺からビジネスの未来が見えてくる | 名刺ソナー(名刺Sonar)」
SKYPCE
製品名 | SKYPCE | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 要問合せ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/メール配信/グループウェア機能/名寄せ |
『SKYPCE』はSky株式会社が提供している法人向け名刺管理サービスです。最大の特徴として、クラウド以外にもオンプレミスでサービスを提供していることがあります。
オンプレミスであれば、名刺情報は自社で設置したサーバー内に保管されるため、セキュリティ上の問題で顧客の名刺情報をクラウドに保存したくない企業には最適なサービスです。
出典:「営業支援・名刺管理サービスのSKYPCE(スカイピース)」
メイシー
製品名 | メイシー | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 月額2,178円 | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/メール配信 |
『メイシー』は株式会社もぐらが提供している法人向け名刺管理サービスです。最大の特徴はその価格で、ユーザー数無制限で2,178円は業界でもトップクラスの安さです。また、名刺管理に特化しているため、シンプルでITが苦手な人にも適したサービスと言えます。
出典:「名刺管理アプリ・ソフトならメイシー(maysee)」
トーニチ ネクスタ メイシ
製品名 | トーニチ ネクスタ メイシ | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 月額660円~ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/名寄せ |
『トーニチ ネクスタ メイシ』は東日印刷株式会社が提供している法人向け名刺管理サービスです。ユーザーごとの従量課金ではありますが、月額660円とコストパフォーマンスに優れています。また、名刺読込や名刺情報の管理に優れており、AIを活用した名刺の読み取り精度の向上や、読み込んだ名刺の自動名寄せ機能も搭載しています。
出典:「NEXTa Meishi ネクスタ・メイシ – 月々660円ではじめる法人企業向け名刺管理」
アルテマブルー
製品名 | アルテマブルー | 無料トライアルの有無 | ○ |
---|---|---|---|
価格 | 月額2,750円~ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/名寄せ/メール配信 |
『アルテマブルー』はキヤノンエスキースシステム株式会社が提供している法人向け名刺管理サービスです。ユーザー毎の従量課金制で名刺管理に役立つ機能を過不足なく豊富に備えている優等生なサービスです。また、『Kintone』や『Salesforce』『Microsoft365』との連携機能があるため、これらのサービスを利用している企業には特にオススメです。
出典:「アルテマブルー | 営業力に差をつける法人向け名刺管理」
サスケLead
製品名 | サスケLead | 無料トライアルの有無 | ○ |
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価格 | 月額50,000円~ | 主な機能 | OCRスキャナー/CRM/メール配信/MA/電話発信機能 |
『サスケLead』は株式会社インターパークが提供しているセールス&マーケティング支援ツールです。基本料金に加えて、ユーザー毎の従量課金制を採用しており、他サービスと比較すると料金は高めです。しかし、名刺管理に役立つ機能だけでなく、セールス・マーケティングにおいて必要な機能を過不足なく備えている優等生なサービスです。
出典:「見込み客を受注へ|マーケティングオートメーション(MA)・営業支援(SFA)ならサスケ」
有料と無料の違いについて

無料の名刺管理アプリと有料の名刺管理アプリの違いは、「組織として名刺情報を管理・共有できる機能を備えているか」にあるでしょう。
無料アプリはあくまでも個人で名刺情報を管理するためのものであり、会社のような組織での名刺管理には向きません。一方で有料アプリは下記のような機能を備えています。
- ●社内に存在する名刺を一元管理する機能
- ●商談管理や名寄せなど、名刺管理以外の機能
- ●SFA・CRM・MAなど他ツールとの連携機能
- ●充実したセキュリティ機能
無料名刺管理アプリの機能

無料の名刺管理アプリでも、ビジネスに役立つ便利な機能が数多く搭載されています。まずは無料でどこまでできるのか、その代表的な機能を見ていきましょう。
名刺の取り込み
スマートフォンのカメラで名刺を撮影するだけで、社名や氏名、連絡先などを自動で読み取り、データ化します(OCR機能)。手入力の手間が省け、もらったその場で手軽に登録できる、最も基本的な機能です。
項目の分類
取り込んだ名刺情報は「会社名」「部署」「氏名」といった項目ごとに自動で分類・整理されます。データが整然と保存されるため、後から特定の会社や役職者を検索する際に非常にスムーズです。
登録情報の名寄せ
同じ人物から部署異動や昇進で新しい名刺をもらった際に、複数の名刺情報を一つの連絡先に統合する機能です。これにより、データが重複することなく、常に相手の最新の肩書きや連絡先を管理できます。
名刺情報の更新
同じアプリを使っている相手が転職や昇進でプロフィールを更新すると、自分のデータにも通知が届き、情報が自動でアップデートされる機能です。挨拶状などで気づく前に、人脈の鮮度を保つことができます。
名刺情報へのタグ付け
「2024年展示会」「重要顧客」など、自分で決めたキーワード(タグ)を各名刺に付けて管理する機能です。プロジェクトや関係性といった自由な切り口で人脈を分類でき、目的の相手をすぐに見つけ出せます。
人脈の可視化
交換した名刺の情報を基に、どのような業界・会社と繋がりがあるかをグラフなどで視覚的に表示する機能です。自分の人脈の偏りや特徴を直感的に把握し、次なるアプローチ先を考えるヒントになります。
有料版と無料版の最も大きな違いは、無料版が個人の名刺管理を目的とするのに対し、有料版は「組織での情報共有と活用」を前提としている点です。
有料版名刺管理アプリとの機能面の違いは?
無料版は名刺のデータ化など基本的な個人管理機能が中心ですが、登録枚数に上限があったり、OCR精度が限定的だったりします。一方、有料版では組織で名刺データベースを共有でき、SFA/CRMと連携して人脈を即座に営業案件へ繋げられます。また、読み込んだ名刺を人間のオペレーターが高精度にデータ化してくれたり、管理者によるアクセス制御といった高度なセキュリティ機能の搭載、専用スキャナーでの一括取り込みができたりと、法人利用に不可欠な機能が揃っています。
名刺管理アプリの主な利用者

名刺管理アプリの主な利用者となるのは、顧客との接触が最も多い、営業担当者がメインとなります。名刺情報を社内で共有することで、組織全体の営業活動を効率化し、顧客との関係性が強化されるため、営業担当者と会社組織、双方にメリットがあると言えるでしょう。
そして、経営層も名刺管理アプリの利用者となります。経営層は、同じ経営層の名刺を獲得しやすいため、決裁者の名刺情報を保持している可能性が高いです。経営層が積極的に名刺をアプリに取り込むことで、より戦略的な営業活動が可能になるでしょう。
無料名刺管理アプリのメリット

無料であっても、名刺管理アプリはビジネスにおいて様々なメリットがあります。本項では代表的な4つのメリットをご紹介します。
効率性
スマートフォンで名刺を撮影するだけで、社名や氏名が自動でデータ化されます。面倒な手入力の手間や時間を大幅に削減できるため、もらったその場で登録が完了し、本来の業務に集中できる時間が増えるのが魅力です。
検索性
会社名や氏名などのキーワードで、目的の名刺を瞬時に探し出せます。分厚い名刺ファイルの中から一枚一枚手作業で探す必要がなくなり、アポイント前の情報確認などがスピーディーに行えるようになります。
共有性
特定の名刺情報をURLなどで同僚に簡単に共有できます。これにより「あの会社の担当者を紹介してほしい」といった依頼にも即座に対応可能となり、個人の人脈をチームの機会へと繋げるきっかけになります。
物理的な利便性
大量の紙名刺をデスクで管理・保管する必要がなくなり、スマートフォン一つで全ての人脈にアクセスできます。名刺ファイルの保管スペースが不要になる上、紛失や劣化のリスクから大切な情報を守ることができるのも大きな利点です。
有料版名刺管理アプリを選ぶメリットは?
有料版の最大のメリットは、個人の人脈を「組織の資産」として安全に活用できる点です。SFA/CRMと連携させ、獲得した名刺を即座に営業案件へ反映させることができ、読み込んだ名刺を人間のオペレーターが高精度にデータ化することで、全社で利用する顧客データベースの質を高めます。さらに、管理者によるアクセス制御やログ監視といった高度なセキュリティ機能で情報漏洩を防止できるため、組織全体の営業力強化とコンプライアンス遵守を両立できるのが最大のメリットと言えるでしょう。
名刺管理アプリのデメリット

名刺管理アプリケーションには様々なメリットがありますが、一方でデメリットもあります。例えばOCR機能による名刺データの読み取りは、現状100%の精度で行うことができません。そのため定期的なデータクレンジングを行わないと、ビジネスでの正確性が損なわれる可能性があります。また、名刺データをクラウド上で管理することで、必然的に不適切なアクセスや情報漏洩のリスクも高まります。
名刺管理アプリケーションを導入する際は上記のようなデメリットを理解した上で、社内で運用方針を確立させ、不足の事態が起きた際のバックアッププランを計画しておきましょう。
名刺管理のデメリットについてより詳しく知りたい場合は次の記事をご確認ください。
無料名刺管理アプリを選ぶ時のポイント

無料アプリといっても、その特徴は様々です。ここでは、数ある選択肢の中から自分に最適なアプリを見つけるために、必ず確認しておきたい6つのポイントを解説します。
個人向けか法人向けか
まず、利用目的を明確にしましょう。無料アプリは個人利用が基本ですが、法人向けサービスが提供する無料プランもあります。チームでの情報共有を少しでも考えるなら、セキュリティ面も安心な法人向けがおすすめです。
名刺情報の登録方法
主流はスマホカメラでの撮影ですが、一度に複数枚を撮影できるか、スキャナに対応しているかなど、登録の手軽さは重要です。自分が最もストレスなく続けられる登録方法を備えているか、事前に確認しましょう。
名刺の読込精度
アプリのOCR(文字認識)精度が低いと、結局手作業での修正が増えてしまいます。特にデザイン性の高い名刺や手書き文字をどれだけ正確に読み取れるか、レビューなどで確認し、精度の高いアプリを選びましょう。
導入形態は何か
無料アプリのほとんどはスマホで使うクラウド型です。PCのブラウザでも同じように操作できるか、スマホとPCでデータが自動同期されるかを確認すると、オフィスでの作業など利用シーンが広がり便利です。
使いやすさと機能の確認
毎日使うツールだからこそ、直感的に操作できるシンプルな画面構成は重要です。タグ付けやグループ分け、検索のしやすさなど、自分がどう人脈を整理したいかを考え、必要な機能が備わっているか確認しましょう。
料金プランと価格相場
無料で使える登録枚数や機能の範囲を必ず確認しましょう。将来的にデータが増えた際に有料プランへ移行する可能性も考慮し、その際の料金体系も把握しておくと、後から乗り換える手間が省けて安心です。
有料版名刺管理アプリを選ぶポイントは?
有料版を選ぶ際は、法人利用を前提とした視点が不可欠です。最優先で確認すべきはセキュリティと外部連携。IPアドレス制限やアクセス権限設定は万全か、既存のSFA/CRMと連携し人脈を営業資産にできるかは重要です。また、オペレーターによるデータ化の精度や専用スキャナーの有無は、データの質と業務効率を左右します。
組織内での柔軟な共有設定や、導入後のサポート体制まで含めて総合的に比較検討しましょう。
名刺管理アプリの導入方法

新しい名刺管理アプリを導入するには、既存の名刺データをどのように名刺管理アプリに移行するかが重要となります。主な移行方法としては、手動入力、スキャン、データ連携の3つが挙げられます。手動入力の場合は、名刺の枚数が少ない場合や、特定の項目について高い精度が求められる場合に適しています。スキャンの場合は、大量の名刺を効率的にデータ化できるため、手動入力に比べて時間と労力を大幅に削減できます。複数の名刺を一括スキャンすることも可能なため、多くの企業ではこの方法を実施しているでしょう。
また、既存の顧客管理システムや連絡先リストなどに名刺データが保存されている場合、新しいアプリがそれらのシステムと連携できる可能性があります。既存のデータを活用できるため、移行作業の時間と手間を削減できます。
ただ移行にかかる時間や労力は、選択する方法、移行する名刺の枚数、必要な精度、利用可能なリソースによって大きく異なります。事前に少量のデータでテスト移行を行い、時間や労力を確認してから行うことで、よりスムーズに名刺管理アプリの導入が進むでしょう。
名刺管理アプリの導入前に気を付けるべき事
名刺管理アプリの導入効果を最大化し、全社的な利用を促進するためには、社内での明確な利用ルールとガイドラインを作成し、従業員に周知することが重要です。名刺管理は、毎日の営業活動に付随するものです。営業担当者にしっかりと名刺管理の意義やメリットを伝え、名刺登録のルールを明示することで。社内の定着がスムーズになるでしょう。
例えば、下記のようなルールを設けましょう。
名刺登録のタイミングや登録ルール
新しい名刺を受け取った際の登録タイミング(例:即時、当日中)や、登録ルール(名刺に見込みレベルをメモするなど)を決めましょう
入力項目のルール
名刺を獲得した経緯(引合経路)や日付などを入力時に必須項目としたり、データベース化する上での入力時の注意点などを明確化しましょう。
名刺管理アプリ活用のポイント

名刺管理アプリの導入後、しっかりと運用していくうえで意識して置くべきポイントを2つに絞って紹介します。
運用ルールをメンテナンスする
導入前に策定したルールは絶対のものではなく、常に評価と改善のPDCAサイクルを回して、より良い運用ルールを目指していきましょう。そのため、導入後も一定の期間をおいてから、どれだけ名刺データが蓄積されているかを確認しましょう。
また、使用していて不便・不要なルールは無いかなど、利用者にアンケートやインタビューを行い現場の声を収集することも大切です
情報を正確に入力する
繰り返しになりますが、名刺管理は正確に名刺データベースを作ることが大切です。名刺スキャナーはどんなツールであっても、100%正確に読み込むことはできません。そのため、データベースの正確性を保つためにも、読み込んだ名刺情報は必ず確認し、誤字があれば修正するフローを設けましょう。
また、退職・部署異動・社名変更など、顧客の状況も常に変化します。過去情報のままになっている名刺などは、常に更新することを意識しましょう。
どんな企業にもオススメの名刺管理アプリは『Knowledge Suite』

名刺管理から営業活動まで一気通貫で効率化したい企業には、SFA/CRM一体型の『Knowledge Suite』が最適です。
スマホ撮影で名刺を簡単にデータ化できます。さらに、読み込まれた名刺は日本人のオペレーターが手作業で確認し、翌営業日には正確な状態でデータベースに登録されるため、展示会などのイベントで獲得した名刺に対して、付属のメール配信機能を使えば他社に先駆けて迅速かつ正確なフォローが可能です。
また、蓄積された名刺情報や商談履歴はクラウド上で可視化され、組織全体の共有資産となります。担当者の異動や退職時も確実な引き継ぎができ、機会損失を防ぎます。スマホから手軽に営業報告や案件確認もできるため、外出の多い営業担当者にも最適です。
名刺管理アプリKnowledge Suiteについての詳しい説明はこちら
【執筆者】

松岡 禄大朗
ブルーテック株式会社・デマンドジェネレーション部所属。
前職のWEB広告代理店で広告運用やアクセス解析を担当。
WEBマーケティング知識を活かして、現在はコンテンツマーケティングに携わり数多くの記事を執筆。
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